【必見!!】ノンジアミンカラー メリット デメリットなどを徹底解説!
こんにちはHAIR DOCTORの堀江です。
ノンジアミンカラーって聞いたことありますか?
分かりやすく説明するとカラーのアレルギーの主な原因になるジアミンという化学成分が入っていないヘラカラーの薬剤になります。
ヘアカラーをされる方で
『しみる、ヒリヒリする、かゆい、ピリピリする、カーっと熱くなったような感じになる。』
こういう方は、かなりの確率でアレルギーの、疑いがあります。
正しい方法でアレルギーを対処していかないと今後髪の毛がなくなってしまったり、顔の方まで腫れてしまったり、ただれてしまう可能性が高いので、気をつけてください。
ちなみ薬が合わないと、こんな反応が出ます
それぞれ、水ぶくれになったり、腫れたり、皮が剥けたりしています。そのままカラーをしてしまうとこの状態が頭全体に広がることになるのでそう考えるととても恐ろしいですね。
それではノンジアミンカラーの特徴について解説していきます!
ジアミンって何?
(1剤と2剤を混ぜて、髪のメラニン色素を抜きながら色を入れることが出来るカラー)
パラフェニレンジアミン(ジアミン)
アルカリカラー(酸化染料)と言われる一番オーソドックスなカラーの中に入っている発色させるための主成分。
カラーアレルギーの主な反応原因で、色によってジアミンの種類がいろいろある。
色のバリエーションがあり、鮮やかな発色を出せることから、使われている。
毒性を危惧されているため、一部使用禁止の国もある(アメリカ フィンランド 等)
ジアミンで起こる症状
基本的には痒み、ぶつぶつなど発疹のような症状が多いです。
ヘアカラーの場合は、頭皮、生え際、耳、などに出ることが多く、痒みや刺激を感じることが多いです。
症状が重くなると薬がついていないまぶたや顔、全体が腫れてしまったり水泡ができてしまったりすることもあります。
薬がついてから30分ぐらいに症状が出てくる人もいれば、翌日以降(48時間以内)に出る人もいるため、発見が遅れ、適切な原因が特定しづらいのが分かりにくさの原因になっています。
またカラー剤には髪を明るくさせるための成分やアルカリの成分も入っているので、アレルギーじゃなくても痛みや、しみる、違和感がある等の症状が出る人もいるため判断は難しいです。
直接薬がついていなくても、空気中に漂うジアミンの粒子で反応してしまう症状の重い人もいるため注意が必要です。
また重症になるととアレルギーなので、アナフィラキシーショックを起こし倒れてしまったり、意識がなくなってしまったりすることもあるので、症状が重い場合は、すぐに医療機関に行くまたは救急車を呼んで治療を受けてください。
ノンジアミンヘアカラーとは?
パラフェニレンジアミン(ジアミン)が入っていないカラー剤で比較的アレルギーが起きづらく、髪の毛に優しい、刺激が少ないヘアカラーです。
一般的に
・ヘアマニキュア
・カラートリートメント、(HC染料、塩基性カラー)
・ヘナ
・ブリーチ(ダメージと刺激が強い)
・ライトナー
・一部のアルカリカラーでもジアミンが入っていないカラーがある
などがあげられます。
ノンジアミンカラーのメリット
メリット①アレルギーが起きずらい
ジアミンが薬剤に、入っていないので、ジアミンアレルギーが出ません。
ジアミンアレルギーでのリスクがなく、安心して利用することができます。
メリット②髪や頭皮などへのダメージが少ない
低アルカリで刺激が少なく、かぶれにくい、しみずらいので、敏感肌や安心安全なものを使いたい方におすすめのカラーです。
また、アルカリ剤はキューティクルを浮き上がらせてしまうため、髪の毛がゴワゴワ、バサバサの原因になるため、ダメージケアにも、なります。
メリット③刺激臭が少なめ
ヘアカラー剤特有の「つーん」とした匂いが少ないてす。
アルカリ剤の中に入っているアンモニアが原因になる為なのですが、通常のジアミンが入っているカラーはアンモニアの配合量がノンジアミンカラーに比べて多いので、鼻につく匂いが気になるのですが、ノンジアミンカラーはほとんど気にならずカラーすることが出来ます。
メリット④カラーバリエーションが豊富
ノンジアミンカラーは様々な、種類があり、いろんな組み合わせで色の、表現は自由にできます。
暗い、白髪をしっかり隠したいカラーから
ブリーチやライトナーもノンジアミンの為、色を抜いてからカラーをすると鮮やかなカラーも淡いカラーも可能、ハイライトやグラデーションカラーも可能です。
目的にあったノンジアミンカラーの、種類選択が大事です。
メリット⑤暗めのトーンなら髪ダメージに、安心
ノンジアミンカラーには、過酸化水素と言われる、髪の毛の明るくするための薬剤が入っていない種類の薬剤が多く、また、入っているタイプのノンジアミンカラーでも、低アルカリなので、髪のダメージ、頭皮のかぶれ、刺激をがなり抑えることが出来る為、暗めのカラーを希望の場合にはブリーチ剤、過酸化水素を使わないタイプのノンジアミンカラーがおすすめです。
メリット⑥トリートメント成分配合
多くのノンジアミンカラーにはトリートメント成分が多く配合去れているため、仕上がりがしっとりと、つやつやになるカラーが多く、髪を美しく保ちながらカラーをされたい方にピッタリのカラーです。
また、髪が梳かす時に引っかかったり、パサつきが気になる方には特におススメの優しいカラーです。
メリット⑦自然な仕上がり
ノンジアミンカラーは通常のカラー アルカリカラー(酸化染料)
に比べ色落ちが早いのですが(3週間ほどで色味が薄くなる)逆に程よく色が残る為、染めているところと伸びて来た所の差が目立ちづらく自然になじんでくれるため、明るめのカラーが好きな方に特におすすめです。
メリット⑧種類がたくさんある
ノンジアミンカラーと一口に言っても、その種類は多く
色を入れるだけで明るくで出来ないが髪にダメージが少ない
●ヘアマニキュア
●ヘナ
●カラートリートメント
●塩基性カラー
色を入れられないが明るく出来る
●ブリーチ
●ライトナー
色を入れほどほどに明るく出来る低アルカリカラー(酸化染料)の
●ノンジアミンヘルバ
があります。
それぞれ得意な部分や、特色が違うので、上手く使い分けると割と何でもできるので、自分の肌、髪質、希望の仕上がりにあったものを選ぶことが出来ます。
詳しく知りたい方は動画がありますので、ご覧下さい。
ノンジアミンカラーのデメリット
デメリット①色によっては入りにくい
ノンジアミンカラーは種類によって特色があり
元の髪の色より明るく出来ない
●ヘアマニキュア
●ヘナ
●カラートリートメント
●塩基性カラー
明るく出来るが色を入れられない
●ブリーチ
●ライトナー
黒ぐらい濃い色が難しく、青い色味(アッシュ)の色味が出せない
●ノンジアミンヘルバ
があり、適切なチョイスが必要になります。
染まりの持続や色の濃さも種類によって違うため、美容師さんに希望を細かく伝えカウンセリングをしっかり受けることが重要です。
デメリット②色持ちはあまり良くない
ノンジアミンカラーはジアミン入りのカラーに比べて、色持ちが良くありません。
ジアミンの入っている通常のカラーは約2か月かけてゆっくりと色落ちしていくのですが、ノンジアミンカラーは半月から一か月程で色落ちしてしまうため、ジアミンのアレルギーのない人で、長く色を持たせたい人はジアミン入りの通常のカラー アルカリカラー(酸化染料)がオススメです。
デメリット③染めたては色落ちしやすい
ノンジアミンカラーの中でも
●ヘアマニキュア
●カラートリートメント
●塩基性カラー
この3つはカラーの染める仕組みが、特に髪の表面に多く色を定着させるため、カラーをしてからの直後が一番色落ちが激しく、髪を拭くタオルを色落ちしても目立たない色のタオルで拭かないと、タオルに色が付いてしまうため注意が必要です。
また、枕など寝具も色のつく可能性があるため、あらかじめ、バスタオルなどでカバーしておくといいでしょう。
デメリット④あらかじめパッチテストが必要
ノンジアミンカラーでも完全にアレルギーを防げるわけではありません。
ジアミンのアレルギーは出なくても、薬剤の中に入っている(染料、アルコール、アルカリ剤、過酸化水素、等)
人によってはアレルギーやカブレが出てしまう人がいるため、あらかじめパッチテストを行い用法、用量を守って安全にヘアカラーを行うことが重要です。
結論
色の幅や濃さ持ちなどを考慮すると、ジアミンが入っているカラー剤に軍配が上がりますが、安全面、刺激、今後のことを考えてみると、ノンジアミンカラーの方が良いでしょう。
HAIR DOCTORではアペティートから出ている「ノンジアミンヘルバ」というカラーが色の種類が多く、明るさも調節出来て、肌にやさしくオススメのカラーになります。
もちろんカラー剤によって得意な色の領域が違うので、希望の完成の色を伝え、美容師さんに相談するのが良いでしょう
ノンジアミンカラーサンプル(ノンジアミンヘルバ)
ノンジアミンヘルバのカラーチャート
このノンジアミンヘルバという薬剤は、
アペティート化粧品株式会社と言うところが発売しており
特徴としては
暗すぎず明るすぎない中明度の色を出すことが得意なカラー剤である。
【メリット】
ジアミンが入っていないため安全にカラーすることができる。
髪の毛の色を明るくしながら色を入れられる唯一のカラーである特に赤系の色味の発色が良い。
通常のカラー剤(2剤式のアルカリカラー)に比べ刺激が穏やかで
頭皮に優しい。
カラートリートメント(HC染料)と併用する事で、色の幅が増える。
【デメリット】
真っ黒や濃い色のカラーをするには向かない。
明るすぎる色も向かない。
今のところ青い染料がないため、
寒色系のアッシュなどの色味をする際はカラートリートメント(HC染料)を混ぜてカラーすることになる。
髪の芯まで染まりづらいため色落ちが早い。
【結論】
今まででは一度ブリーチやライトナーお使い髪の毛を明るく脱色してから ヘアマニキュア、ヘナ、カラートリートメントを、しなければならなかったのが、たった1つの薬剤で短時間で染めることができるようになったので、
特に明るくしたい方でノンジアミンのカラーを使う必要がある方にはとても良い薬剤です。
ただしアレルギーはジアミン以外にも起こる可能性が少なからずあるので、必ずパッチテストをしてもらい専門のお店でカラーをすることをお勧めします。
HAIR DOCTORでのノンジアミンカラーの様子
当店は敏感肌・アレルギーの専門の美容室なので、毎月多くの肌にトラブルが出てしまった方や、他店でジアミンアレルギーや頭皮トラブルが出てしまった方がたくさんいらっしゃいます。
敏感肌・アレルギー専門美容室ならではのしっかりとしたカウンセリング、お客様の肌や症状に合った保護剤や薬剤、シャンプー、トリートメントなどのヘアケア剤を豊富にそろえております。
また頭皮に出来るだけ負担をかけないようにカラーの薬を頭皮に付けなく施術が出来るように塗り方を選べるようにしています。
初めてノンジアミンカラーをされた方は、その刺激の少なさと染まり具合に驚かれているので、気になる方は、ご覧ください。
特に一般の方はトラブルの原因がよくわからず悩んでいる方が多いので今回はわかりやすくまとめてみました。
他にも悩んでいること、気になっていることなど質問いただければ答えていきたいと思います。
それではHAIR DOCTORの堀江でした。
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